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【自然情報 白樺峠タカの渡り】  ~9月7日(土)~

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 今年も秋のタカの渡りの季節がやってきました。渡りのピークは例年9月中旬なのですが、やっぱり待ちきれず出かけてきました。

 まだタカの数もそんなに多くなく、1羽1羽をゆっくりのんびり眺めるといった感じです。合間にマツムシソウに集まる蝶たちに目を奪われていると、「サシバだ!」という観察のプロたちの声に慌てて空を見上げます。皆さんそれぞれスコープを構えながらも、おしゃべりしたり、鳥談義に花を咲かせたり・・・。

 白樺峠はワシ・タカ類の秋の渡りルートのひとつになっており、9月中旬~10月中旬は観察のベストシーズンです。                         一般開放されている「タカ見の広場」では 梓川渓谷から松本市街地、美ヶ原、時には東信の浅間山まで見え、その方向から飛んでくるタカをのんびりと待ちます。   「行ったらすぐ見れる」とは限りません。最低でも1時間、できれば2~3時間そこで過ごすことをおススメします。観察には双眼鏡があると良いですし、時間帯は10時~14時に観察できることが多いですよ!天気予報を確認しながら、ぜひお出かけください。 

 詳しくは信州ワシタカ類渡り調査研究グループのHPをご覧ください。  https://ayac.eek.jp/shirakaba/ (昨年までのデータを参考に!)

※峠の駐車場は混雑しますので通行を妨げないように駐車してください。※広場には簡易トイレがあります ※その他 広場の利用はルールを守ってお過ごしください。 ※白樺峠駐車場はスーパー林道A線で乗鞍高原から約15分。「タカ見の広場」は駐車場からさらに徒歩15分。標高約1,700mにあり、市街地からは1時間以上かかります。細い山道なので対向車にご注意ください。※観察では座って待つことが多いので寒くなる場合もあり、薄い上着や薄い座布団などがあると便利です。お茶・おにぎりなどを持ってゆっくりお過ごしください。

タカ見の広場には全国各地からホークウォッチャーが集まります。
クジャクチョウとマツムシソウ。タカを待つ時間も楽しめます。
ゴジュウカラ。タカ以外の小鳥たちも楽しめます。
ハナイカリ。広場に向かう登りも花を探しながらゆっくり歩いてみて下さい。