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【秋のタカの渡りがはじまっています】
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秋に猛禽類のタカ類の渡りを観察できる白樺峠の様子をご紹介します。9月からタカ渡り観察もはじまり、観察地の「タカ見の広場」にはもうホークウォッチャーも訪れていますが、まだシーズン序盤、タカの数もそんなに多くなく、1羽1羽をゆっくりのんびりといった感じです。タカ見の広場では観察のプロたちがそれぞれスコープを構えながらも、おしゃべりしたり、鳥談義に花を咲かせたり、、
おっとっと!急に近くの木立からタカが飛びはじめ慌ててカメラやスコープで観察が始まります。油断大敵、いつでも見つけられるよう視線のアンテナは張りつつすごす、少しの緊張感もありました。
今年は残暑が厳しく日傘や帽子が必要ですが、峠を吹く風が心地よく広場ではマツムシソウが揺れたり、その中を飛び回るチョウやトンボ、タカ以外の野鳥の動きを眺めるのもこの場所の楽しみです。
白樺峠はワシ・タカ類の秋の渡りルートのひとつになっており、9月中旬~10月中旬は観察のベストシーズンです。一般開放されている「タカ見の広場」では 梓川渓谷から松本市街地、美ヶ原、時には東信の浅間山まで見え、その方向から飛んでくるタカをのんびりと待ちます。「行ったらすぐ見れる」とは限りません。最低でも1時間、できれば2~3時間そこで過ごすことをおススメします。観察には双眼鏡があると良いですし、時間帯は10時~14時に観察できることが多いですよ!天気予報を確認しながら、ぜひお出かけください。
詳しくは信州ワシタカ類渡り調査研究グループのHP
(毎日のカウント速報を見ることができます。昨年までのデータを参考に!)
※峠の駐車場は混雑しますので通行を妨げないように駐車してください
※広場には簡易トイレがあります ※その他 広場の利用はルールを守ってお過ごしください
※白樺峠駐車場はスーパー林道A線で乗鞍高原から約15分。「タカ見の広場」は駐車場からさらに15分。標高約1,700mにあり、市街地からは1時間以上かかります。細い山道なので対向車にご注意ください。
※観察では座って待つことが多いので寒くなる場合もあり、薄い上着や薄い座布団などがあると便利です